XEXばら撒き問題について - 仮想通貨ソムリエのそむひえです

そむひえです。

ねえ知ってる？
再ロックで画像検索するとこの記事のサムネがトップに出るんだよ。

スキャム

キャンペーン重複しまくって新規はマイニング効率最大190%

ここから登録することで1000円分のXEXhttps://t.co/cgt5xci9Cp

詳細https://t.co/Tqp8syqbpA '' #クロスエクスチェンジ #XEX
— そむひえ (@somuhiesaikopas) February 18, 2019

クロスエクスチェンジを普段紹介するときは私はこんな感じで紹介していますが、これに嘘はありません。

何も運営が堂々と2倍近い効率で掘れるよ！
という言ってるわけではなく、

通常の90日ロック30%アップに加え

バレンタインボックスで実質10%アップ

ビックボックス条件を満たせば10%アップ

新規限定で10%アップ

更にクーポンを持って入れば10%アップ
(※正確にはクーポンが残っている限り10%オフです。また考え方にもよりますが資産が消費されない10%オフのほうが一般的にはお得)

...と言った感じで乗算していくと、190%近い効率になっていくわけです

またマイニングではないので省きましたが、トレードコンテストのボーナスを狙うことができればこれ以上に増やすことも可能でしょう。

つまり入れるお金に対してかなり多くのXEXタダでばら撒いているように見えるわけです。

貰えるものは嬉しいですがかなり不安ですよね。

「そんなに大量に配ったらXEXの価値がどんどん下がるじゃん！」

確かにその通りで、枚数に対して時価総額が釣り合ってないと、通常XEXの価値はどんどん下がっていきます。

つまりばら撒けばばら撒くほどリスクが高まる。

ホルダーが不安に思うのも無理はありません。

...で、実際のところどれくらいばら撒かれているのか？

皆さん気になりませんか？

・ばら撒いてる源泉はここにあった！

XEXの配分はこうなっています。

CROSS EX FUND 20％
ファンドが保有し、定期的に市場からXEXを買い上げ償却する費用
CX LAB 12.5%
ブロックチェーン技術および金融工学に関する研究・開発費用
CX SYSTEM 12.5%
システム開発・保守・セキュリティ管理費
CXコミュニティ5%
プロジェクトを拡大させるためのマーケティング費用

XEXの50%の大部分が我々が受け取っている配当

残りは開発費用や、買い上げバーンなどに使われるわけです。

...で残るのは用途が若干曖昧な謎のコミュニティ5%

このコミュニティボーナスについては

プロジェクトを拡大させるためのマーケティング費用

と書いてあるので
XEXのばら撒きはここで出ていると考えられます。

5%と聞くとまあそれくらいなら...

と思ってしまいますが、ここはちゃんと実際に数字を出していきましょう。

総マイニング総量は50億であり、全体の50％を占め、「取引マイニング」メカニズムを通じてマイニング利用者に返還されます。
解凍される総額は45億ドルであり、マイニング生産量に応じて解凍され、「XEXファンド」および「ファウンダーファンド」に配布されます。
マーケティング費用は5億ドルであり、主にイベントプロモーションやイベント参加者のリリースに使用されます。
例えば、XEX１枚のマイニングで0.5枚を解凍します。
XEX（チーム解凍=マイニング出力* 25％/ 50％）、
XEXファンドは0.4 XEX（所有者の共有ファンドの解凍金額=採掘量* 20％/ 50％）の解凍を行い、総出力は1.9 XEXです。
マーケティング費用分のXEXはユーザーに配布されない間はXEXの配当はありません。

ざっくり言うと既にある機能してないないXEXが45億
これが日々のマイニングによって解凍されていくわけです。

100億のうち5%がコミュニティのXEXとなるので

ばら撒かれるのは推定5億枚と言うことになります。

もっとも一気にばら撒かれるわけではなく徐々に解凍され、配布していくので、一見すると大きく見える売り圧も長期で見れば大したことではないと考えられるでしょう！

むしろ配り切らないと勿体ない？